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執筆者の写真子育て真っ只中 2児のママ

「陶板浴でマインドフルネス!」



今日は、そのマインドフルネスとやらを得るためには具体的にどんなことをするとよいか、のお話。とくにこのブログを読んでくださっている方は陶板浴ファンでいてくださる方も多いので、陶板浴でマインドフルネス!というのが本日のテーマ。


もちろん陶板浴をお持ちでなくてもできますので、やっていきましょう。



マインドフルネスを得るためには3つ、ポイントがあります。

一つめは、「呼吸」。

ストレスが、脳に与えてしまう影響というのはとても大きいです。ストレスにさらされ続けると、身体だけでなく心も疲れ、やる気がなくなり、眠ろうとしても眠れなくなったりします。自律神経が乱れてしまう。自律神経は自分ではコントロールできません。


しかし、間接的に自律神経にアプローチできる最大のテクニックがあります。それは「呼吸」です。ストレスやプレッシャーに押しつぶされそうになったとき、呼吸はどうなっているかというと、「浅く」「速く」なっています。


それでなくとも現代人は本来の肺活量を十分使っていないことがほとんど。もし、浅く速く呼吸を出し入れしていることに気づいたら呼吸を、「深く」「ゆっくり」行ってみる。


それだけでも1歩、よくなります。


二つめは、「いい、悪いでジャッジしない」という心がけです。日常、仕事中でも、瞑想中でも、「ああ、集中できない、だから私ってダメなんだ」などというふうに、一挙手一投足、今起こったことや、今の感情や、自分の受け止め方を、いちいちいいだの悪いだの判断しない。そのことをずっといじくりまわさない、と心がけること。


三つめは、「実践すること」。

マインドフルネスは座学ではありません。実際に、自分の心と体によい影響をもたらすためには、「見たことがある」、「知っている」だけでは何も始まりません。


やったことがある、から最近始めた、へ。

最近よくやっている、から習慣になっている、

気づいたらもう何年もやっている……、となるのがベスト、


そのための「実践」をして、マインドフルネスの「状態」が続く、それが理想です。


ではいよいよ実践編。


今回ご紹介するのは、今すぐにできる呼吸法です。一緒にやってみましょう。


らくな姿勢で、あぐらでもいいし、椅子か座布団などにすわるのでもいいです。

もちろん、陶板浴の上に横になってもいいし、座る体勢でもOK。4本の指を軽く握り、親指を立てる「サムズアップ」の形をつくります。両鼻でゆっくりと息を吸い、右鼻の穴を親指の腹でふさぎ、左鼻の穴から吐ききります。



そのまま左鼻の穴から息をゆっくりと吸って、吸ったところでいったん息を止め、親指の腹を移動させ、左鼻の穴をふさぎます。そして右鼻の穴から吐ききります。吐ききったら、そのまま右から吸って吸いきったところで呼吸を止めて親指を交換。


これを10回、くり返してください。


徐々に呼吸を深く、肺のすみずみまで新しい空気が行くように。

ご自宅に陶板浴をお持ちなら、最初の5分くらいを使ってこの呼吸法を。

寝る前のふとんのなかで行うのもおススメです。


10回、ないし分数でいえば5分ほどを目安に。何もほかのことを考えず、ただ実践です。


もし何かが頭に浮かんだら、打ち消そうとしたりしないで、「外の車の音が、今耳に聞こえた」「晩ごはん何つくろうかなと、今思った」


というように過去形で、思考の区切りをつけてみてください。


「何の音だろう、気が散るなあ…」とか

「何つくろう、冷蔵庫に何があるかな…」と思考を発展させず、

聞こえた、思った、で浮かんだ思いに「。」をつけるのがコツ。


もし陶板浴を20分、30分にセットしたなら、10回呼吸法をしたあとは体じゅうの余計な力みが理想的に抜けていくので、そのまま自然に任せて、リラックス感を味わっていきます。


ふとんのなかであれば、いつもより深く質のよい睡眠に、入り込んでいくことができるでしょう。起きたとき、寝ていたと気づいたときの、すっきりとしたクリアな感じは格別です。


3週間、21日ひとつのことを行うとそれは習慣となると言われています。


これまでよりもイライラしていない、前ほどへんに焦りを感じない、

ほんのり満たされているような、ほどよいエネルギーがあるような、

マインドフルネスな状態を、ぜひご自分におとずれさせてみてください。


* 編集後記* * 


陶板浴の効果の大きなひとつとして、「時間」があります。

現代人はなにかと慌ただしく忙しいです。

スケジュールをこなして時間に追われて生きている。

心だってざわざわしがちです。

面倒な人間関係があっても解決法なんてそうはなく、

好むと好まざるとにかかわらず、過多な情報に振り回され、

ストレスは過剰に襲い続けるのが日常です。


陶板浴は、一日のうちで20分なり30分なりの「時間」を、

ただ陶板浴の上で横になるだけで、深く瞑想をするのとかわらない

マインドフルネス状態になることができます。


自分のためだけの、それも「今ここにいる自分」のためだけの「時間」を

持つことができます。

陶板浴は、「実践」ですが、「状態」でもあり、それがしばらく継続します。

体のため、免疫力アップのためだけではなく、

マインドフルネスのためにも、

陶板浴をお役立てくださったらこんなにうれしいことはありません。

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