副腎疲労にならないための第一歩として
「カフェインの摂りすぎに注意」というお話をしました。
コーヒーやお茶など、カフェインの多く含まれる飲み物は
1日に3~4杯以下が目安。
さらに付け加えると、夕方5時以降はカフェインを摂らないのが理想。
「玉露を飲んでもよく眠れるから私は大丈夫!」
(※ちなみに高級緑茶の代名詞、玉露はふつうのせん茶の7~8倍ものカフェインが含まれています)
という人もいるかもしれないですが、
本人は自分は眠れていると思っていても、
カフェインの影響で、身体がよく眠れていない、
睡眠の質がよくない可能性が否めません。
さて、副腎疲労。
副腎疲労の話で必ずついてまわるのが、
「疲れ」というワードです。
疲れ、と聞いただけで
どよ~ん…、と暗くぐったりした気分になるあなたは、
ほんとうに疲れていらっしゃるのでしょう。
毎日、おつかれさまです。
それはストレスのせいか、
老化のせいか、
持病の影響か。
もしかしたら、副腎疲労が原因かも知れません。
副腎疲労の特徴のひとつは、
気持ちと体の、両面からくる疲れです。
疲れすぎて、
マッサージに行く気すら起きない、
気分転換に散歩する気にもならない、
すぐにイライラする、甘いものが食べたくなる、
という気持ちの疲れ。
疲れているのによく眠れない、
それでいて朝は起きられず、夕方以降から元気が出てくる、
風邪をひきやすく、治りが悪い、
そんな体の疲れ。
そんな両面からの疲れに心当たりがあったら、
身体と気持ちの、できそうなほうから癒してあげてください。
カフェイン、アルコール、ドリンク剤、
白砂糖、グルテン、ジャンクフードを避け、
ネギ、ニンニク、しょうがをベースにしたスープで体をあたためる。
海藻や海苔からミネラルを摂る。
みかんなどかんきつ類からビタミンCを摂る。
気持ちのほうは、
やる気の起きない自分を責めたりせずに、
思い切ってしっかりと休みをとる、
仕事を自分だけで抱え込まず、
人に頼ることも必要、と知る。
気持ちと体の疲れを癒すことは、
自分でアプローチできるのがポイントです。
これは摂りたいもの、
これは避けたいもの、と意識する。
さっきまでは仕事、今からは休み、と
オンオフをしっかり意識して休む。
それでなくても慌ただしくなる年末。
あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、は日本人の悪いクセです。
少しでも、少しずつでも、
疲れからご自身を遠ざけてあげてください。
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